こんにちは、「自然に生きる」です。
窓の外では、木々が風に揺れ、鳥たちが自由にさえずっています。
彼らは誰の目も気にせず、ただ、あるがままに「今」を生きています。
かつて、私たちもそうでした。
生まれたばかりの赤ん坊は、失敗を恐れず、誰かと比べることもなく、ただ純粋な好奇心で世界に手を伸ばしていました。
笑いたい時に笑い、泣きたい時に泣き、その存在そのものが輝きに満ちていました。
しかし、大人になるにつれて、私たちはいつの間にかその輝きを心の奥にしまい込んでしまいます。
「こうあるべきだ」という社会の声。
「失敗してはいけない」という内なる恐れ。
たくさんの情報と他人の価値観という名の重たい鎧を身につけ、気づけば、心からの笑い方を忘れてしまったように感じることはありませんか?
今日のニュースレターでは、その重たい鎧を脱ぎ捨て、あなたの中に眠る“内なる赤ん坊”ともう一度出会うための旅へとご案内します。
それは、決してあなたのせいではありません。私たちの脳と心が、成長の過程で自然に身につけてしまう「防衛本能」と「社会的な刷り込み」が主な原因です。
3歳から7歳頃の子供の脳は、非常に吸収力が高い「シータ波」の状態にあります。 この時期に親や社会から繰り返し言われた「ダメ」「危ない」「恥ずかしい」といった言葉は、フィルターを通さずに潜在意識に直接刻まれ、「自分を制限する信念」となってしまいます。
大人になるにつれ、脳の扁桃体という部分が活性化し、危険を避けるためにネガティブな情報を優先的に察知するようになります。 これが「やらない理由」を探す癖となり、好奇心よりも不安が先立つようになるのです。
情報の毒(ノイズ):
現代社会は、不安や比較を煽る情報で溢れています。 ニュースやSNSから無意識にネガティブな情報を取り込み続けることで、私たちの心は知らず知らずのうちに汚染されてしまうのです。
失われた天真爛漫さは、学ぶものではなく「思い出す」ものです。 あなたの中に、それは必ず存在しています。さあ、一緒にその輝きを取り戻すための具体的なステップを始めましょう。
まずは、心に溜め込んだ不要な情報(ノイズ)を排出することから始めます。静かな空間がなければ、自分の本当の声は聞こえません。そして、これ以上不要な情報(ノイズ)を脳に入れない生活に改めます。
1日情報断食:週に1日、できれば半日でも構いません。意識的にニュースやSNSから離れてみましょう。 最初は落ち着かないかもしれませんが、次第に心が静けさを取り戻していくのを感じられるはずです。
TVを無くする:実際の生活で最も効果的な方法はTVを見ない、なくすることです。TVから流れてくるニュース情報はネガテイブな情報がたくさん含まれています。ほとんどの人たちはTVを朝から晩までつけっぱなしになっています。
自然とつながる:毎日、近所の公園を散歩する、木にそっと触れてみる、裸足で土の上に立ってみる。 スマートフォンを置いて、ただ自然の音や匂い、肌で感じる風を味わう時間が、心と身体を浄化してくれます。
睡眠を大切にする:夜10時から、夜中の2時までの4時間が最も重要な睡眠時間であり、この時間には必ず、睡眠を取り、合計睡眠時間を出来るだけ8時間の睡眠を取り、脳がシッカリ休める様にする。
インナーチャイルド瞑想:静かな場所で目を閉じ、3〜5歳頃の自分を心に思い浮かべてください。 そして、その子に優しく語りかけます。「会いに来たよ」「そのままで、素晴らしかったんだよ」と。 涙が溢れてきたら、それは癒しが始まったサインです。抑えずに、そのまま感じてあげてください。
写真を見る瞑想:幼い頃の写真を一枚、用意します。 その写真の中の自分を見つめ、「この子は今、私の中にいる」と感じてみてください。そして、心の中でその子と優しく握手をするのです。
入眠前、目覚めの時:最も潜在意識に近い状態にある入眠前、目覚めの時に、幼い頃の写真を持で、毎日、会って幼い頃の天真爛漫だった時代の幸せ感に浸る。
墓参りをする:毎月の墓参りで既に亡くなっている親族(両親、祖父母)に会い、子供の頃に戻り、心の中で言葉を交わす。
心のデトックスと再会を果たしたら、そこに新しい習慣を根付かせていきましょう。
「無目的な遊び」の時間:効率や意味を求めない、ただ「やりたいからやる」時間を持ちましょう。 例えば、しゃぼん玉を吹く、粘土をこねる、ただ空を眺めて雲の形を追いかける。
この「意味のなさ」こそが、心を解き放ち、純粋な喜びを育ててくれます。
肯定の言葉(アファメーション)を自分に贈る:特に、潜在意識の扉が開いている朝起きた直後と夜寝る前に、自分自身に肯定的な言葉をプレゼントしましょう。 「私は自由で、愛されている」「私は、天真爛漫に生きていい」と。自分の声で録音して聴くのも非常に効果的です。
直感に従って生きる:自分自身の直感が発する自然な状態を意識して日々生きる。お腹が空いていないのにも関わらず、食事の時間だからといって、無理して食べない。昼間、眠りたくなったら、短時間でも仮眠する。身体の中から発する自然な意識に基づいて、日々生きる。
頼まれても、嫌なことは遠慮なく断る。付き合いで、無理なことはしない。
天真爛漫に生きるとは、わがままになることではありません。 自分の感情に正直で、世界のすべてを信頼し、好奇心のままに一歩を踏み出す勇気を持つことです。
今日、この瞬間から、あなたは何度でも生まれ直すことができます。
まずは、この記事を読み終えたら、深く一度、深呼吸をしてみてください。
そして、鏡の中の自分に、こう語りかけてあげてください。
「おかえり。もう、そのままで大丈夫だよ」と。
あなたの内なる輝きが、再び世界を照らし出すことを心から願っています。
また、次の通信でお会いしましょう。
自然に生きる